フラの基本姿勢を維持するコツ

■フラの基本姿勢が初心者でも取れる簡単な方法

フラではパウスカートをはくのですが
そのスカートのラインを意識するだけで今の自分の姿勢を把握することがきます!!

フラの基本姿勢はバレエや他の躍りとほとんど変わらないと思います。躍り一般にいい姿勢というのは基本ですよね。
ただフラでは膝を曲げるので、そのときにお尻がでたり、お腹がでたりと基本姿勢が崩れてしまう人が多いです。
そしてフラの場合は腰を使うので、特に腰を反ってしまう姿勢をすると腰痛の原因になったり、負担をかけすぎてしまうとぎっくり腰に似た症状になってしまう場合もあります。
反り腰は女性に多いので気を付けるようにしてみましょう!!

さて、スカートのラインをどのように使うかというと。。
最初にお話したパウスカートというのはゴムの入ったスカートのこと。
持っていらっしゃらないかたは、
巻きスカートでもヨガパンツのようなズボンでもウエスト部分が見えれば大丈夫。
ウエストにあたる部分(パウスカートでしたらウエストにあたるゴムの部分)を真っ直ぐに保つように
レッスンすることで基本姿勢の崩れを自分で把握して自分で直すことが出来ます。

実際にやってみましょう!!
一番いい姿勢になった時、
スカート、ズボンのウエスト部分が真っ直ぐになるように履く。
鏡をみて真っ直ぐかを確認してください。

膝を曲げた姿勢になったときにウエストラインが
下に歪む方→反り腰姿勢
上に歪む方→お腹が前に出てしまう姿勢
真っ直ぐの方→問題なし

1.スカートのゴムが下に歪む方→反り腰の方:おしりをしまうようイメージして下腹を恥骨の辺りからグッと上に引き上げるようにします。おしりの穴に力を入れると、横に開いていたお尻が中には入って効果があります。ただずっとお尻に力を入れているのは難しいので、感覚をつかんだら下腹を引き上げるイメージで姿勢をただしましょう。
お尻が入ってしっかり恥骨から引き上げができると自然に下腹に力が入ります。
お尻や恥骨が難しい方は、下腹にパンチが入っても大丈夫なくらいグッと力を入れることでも、少しづつ反り腰を正しい姿勢に戻すことができます。

2.ゴムが上に歪む方→お腹が前に出てしまう方:まずお腹を引っ込めます。
引っ込めることで上半身が立って引き上がります。そこからおおかくまくを内側にしめるようします。ちょうど補正下着や骨盤ベルトを巻いたときのような感じを自分の力で作ります。
お腹が前に出ているということは体が下へ落ちているということです。
内蔵からグッと上へ持ち上げるように意識することで、背も高く、顔の筋肉や表情までもリフトアップされてとても若々しい印象になりますよ。

3.それぞれの姿勢を意識してゴムのウエストラインがまっすぐになるようにします。
鏡で常にチェックしながらその姿勢をキープしながらベーシック

そしてこの姿勢を体で意識、覚えるようにする。 
正しい姿勢でベーシックすることは今までの何倍も動きにくく感じると思いますが、やり易いほうを選ぶのではなく、しっかりと真っ直ぐな姿勢を意識し体に認識させることで、この先の美しいフラに繋がっていきます。

4.毎回、毎回レッスン時に自分で確認、自分で修正していくようにする!!

修正して覚えた姿勢を家に帰って1日一回でもやってみると、さらにいいですね。

姿勢というのは自分の意識の問題です。
いくら人にこれが真っ直ぐだと言われても自分でその真っ直ぐを感じられないと気を付くことができず、治せません。

スカート、パンツのラインというとても簡単なことですが、
実際、自分の目でみえることで、自分で自分の姿勢を把握することができ
さらに修正することができます。
レッスンで気づいた時にいつも修正することで正しい姿勢が身に付きますし、姿勢を正すことにも神経が向き姿勢を正すことがクセになります。これはとてもいい傾向です。
姿勢というのは踊っているあいだ、ずっと保たなければならないものです。
それを無意識のうちに意識できるということはとても素晴らしいことです。

次回はハンドモーションについてのコツをお伝えしたいなと思っています。
お楽しみに!!

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